人気ブログランキング | 話題のタグを見る

歯科医関連の情報を収集してます


by wlroefrax4

抗がん剤ハーセプチンとゼローダの併用療法で効能追加申請―中外製薬(医療介護CBニュース)

 中外製薬は3月19日、抗がん剤ハーセプチンとゼローダの併用療法について、HER2陽性の進行・再発胃がんに対する効能追加の承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。海外では親会社のロシュ社(スイス)が、欧州医薬品審査庁(EMEA)から1月に承認を取得している。

 今回の申請は、がん細胞の増殖などに関係するHER2たんぱくを多く持つ進行・再発胃がん患者594人を対象とした国際共同フェーズ3試験(ToGA試験)の結果に基づく。
 試験では、フッ化ピリミジン系薬剤(ゼローダまたは静注5-FU)とシスプラチンを併用した化学療法単独群と、この化学療法にハーセプチンを併用した併用群を比較した。その結果、全生存期間中央値が化学療法単独群の11.1か月に対し、ハーセプチン併用群では13.8か月と、全生存期間が有意に延長した。副作用については、胃腸障害や好中球の減少など、これまでにハーセプチンや、併用した化学療法で報告があるものだった。

 ハーセプチンは、2001年に「HER2過剰発現が確認された転移性乳がん」を適応症として発売された。08年には「HER2過剰発現が確認された乳がんにおける術後補助化学療法」で効能・効果が追加されている。

 ゼローダは03年、「手術不能または再発乳がん」を適応症として発売され、07年に「結腸がんにおける術後補助化学療法」、昨年には「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」で効能・効果の追加承認を取得している。

 昨年の国内売上高はハーセプチンが297億円、ゼローダが66億円。

 中外製薬によると、胃がんは国内における部位別のがん死亡数第2位の疾患。今年1年間で新たに胃がんになると推定される患者数は11万人だという。


【関連記事】
市場拡大再算定、最大で18%の薬価引き下げ―厚労省
中外製薬、売上高など過去最高の業績
【中医協】アクトスなど市場拡大再算定品目が決定
未承認薬・適応外薬問題解消へ―厚労省の検討会議が初会合
新規技術1件を承認―高度医療評価会議

両親口論、長女刺され死亡=母も負傷、海上に父の遺体−大分(時事通信)
<プレゼント>雑誌「TRANSIT」「TRANSIT TOKYO」を各2人に(毎日新聞)
進退協議「申し上げることない」小林千議員(読売新聞)
鳩山内閣支持率30%に急落 危険水域に接近(産経新聞)
埼京線と湘南新宿ラインで架線トラブル 乗客2千人が車内に閉じ込め(産経新聞)
by wlroefrax4 | 2010-03-26 23:49